2016年から始まったオーストリアのワーホリ。
音楽の都ウィーンで仕事をしながら1年間暮らすことができるという魅力的な制度です。
ここで気になるのは、果たしてウィーンで仕事を見つけることができるのか?ということ。
この記事ではまずウィーンで仕事を探す方法をまとめて、最後にウィーンでの仕事探しの実感を書いています。
これからオーストリアのワーホリに行く予定という方はぜひ読んでみてください。
もくじ
オーストリアのワーホリで仕事を探す方法

さっそく、オーストリアのウィーンで仕事を探す方法をまとめていきます。
ウィーンの森の散歩道
ウィーンに関する総合情報サイト【ウィーンの森の散歩道】にある掲示板です。
ウィーン在住の日本人が情報を交換するための掲示板です。2020年2月現在、活発に情報交換が行われている掲示板はここだけです。仕事だけでなく家探しにも使えます。
ここにウィーン市内の日本食レストランやカフェが募集を出すことがあります。募集があるかは運ですが、日本語で応募できるので、いちばん働ける可能性が高い求人になると思います。
ただ、頻繁に募集が行われている場合は、従業員が定着しない=何かしらの難ありという可能性もありますのでご注意ください。
スメミヤ
ウィーン発オーストリア情報交流サイトとして、最近オープンしたサイトです。
→ スメミヤ
日が浅いためにまだ認知度が低く、残念ながら投稿はまだあまりありません。
個人的には、上記のウィーンの森の散歩道はシステムが少し古く閲覧性が悪いので、新しく出てきたサイトも応援したいなと思って紹介しています。
仕事に関するトピックもありますので、投稿してみると誰かが返信してくれるかもしれませんね。
求人サイトで探す
求人サイトに掲載されている求人に応募する方法です。
求人がドイツ語=ドイツ語ができる人の募集であるため、ドイツ語ができないとそもそもとりあってもらえない可能性も高いです。
日本でもお馴染みのインディード。
ヴィルハーベンはジモティーとメルカリを足し合わせたようなサイトです。中古品・賃貸物件・不動産・自動車・求人などが掲載されています。
一軒一軒履歴書を持ってまわる
日本食レストランやケバブなどのファストフード店に履歴書を持って働けないか聞いてまわる方法。
地道でメンタルが削られますが、運に頼らず仕事を探すにはこれしかないかもしれません。
ドイツ語ができれば見つかる可能性は高いです。英語だけだと少し厳しくなり、どちらもできないとなると望みはかなり薄くなります。
こちらのブログの方はオーストリアワーホリの中で50軒以上に履歴書を出してまわったそうです。この方は英語圏でワーホリされているので英語力はあるのだろうと思いますが、それでも全然見つからなかったそうで…やはりけっこう厳しい。
ウィーンでの仕事探しの実感
僕が今持っている情報では、仕事を探す方法はこのくらいです。
一緒に来た僕の彼女はドイツ語ゼロ、英語がちょっとだけできるという状態でかなり心配でしたが、掲示板にあった求人に応募して運良く働き口を見つけることができました。これはかなりラッキーな方。
正直なところ、ドイツ語ができないと仕事を見つけるのはかなり厳しいようです。オーストリアでは英語がかなり通じるんですが、それでもドイツ語が公用語だというのは揺るがないんですね。
また、日本食レストランは数多くあるものの、日本人経営のものはそれほど多くないようです。外からちょっと見てみた感じでは、中国の方が働いていることが多いです。
僕らはかなり楽観的に考えてウィーンに来ましたが、運が悪ければ資金が尽きてた可能性もあると思うとゾッとします。
住み込みボランティアという選択肢
仕事ではないのですが、住み込みでボランティアをして滞在するという選択もできます。有名なのは以下の2つのサイト。
→ Workaway
→ Helpx
ホストの多くは個人経営の農場や牧場。農作業の手伝いやチャイルドシッターを週25時間ほどすることで部屋とベッド、食事を提供してもらうという仕組みです。多少の英語力はあった方がいいですが、流暢じゃなくても問題なし。
登録にはお金がかかるものの、善意を前提に成り立っている仕組みなので、文化の交流や、現地のオーストリア人がどんな生活をしているか体験したいという方にはオススメ。オーストリア以外もホストはたくさんいます。
現地で知り合いができるというメリットはけっこう大きいと思いますし、ホストはめちゃくちゃいい人たちです。
ウィーンで暮らす前に現地での生活を体験してみるってのはすごくありだと思いますよ。
オーストリアワーホリで仕事を探す方法まとめ
ウィーンで仕事を探す方法を見てきましたが、ドイツ語がなければなかなか厳しく、運が良ければジャパレスで仕事が見つかるかもといった状況。
ウィーン以外の都市、グラーツやリンツは日本人のコミュニティが小さくなる分もっと厳しいのではないかと予想しています。
仕事を見つけるというのが、おそらくオーストリアでのワーホリの最難関の山場です。なんとかそれを乗り越えて夢を叶えることができるよう、お互い頑張りましょう。
オーストリアワーホリに関する他の記事を読む