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【オーストリア ワーホリ】ワーキングホリデーってどんな制度?

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なおき

なおき

「猫のように、おもむくままに、旅をする」をテーマに旅ブログ『ねこたび』を運営中。カフェと教会めぐりが大好き。オーストリアのウィーン在住。2020年の目標はバリスタになること。将来はコーヒーロースタリー目指して修行中。

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ヨーロッパの音楽の都オーストリアでは、2016年よりワーキングホリデービザの発行が始まっていますが、まだ知名度も少なくネット上にも情報が少ないのが現状です。

この記事では、これからワーホリの渡航先を選ぶ人、オーストリアでのワーホリを考えている人に向けて、

オーストリアのワーキングホリデービザを取得すると何ができるの?

という疑問の答えをまとめています。

この記事はオーストリアでワーホリをしている僕が、ビザを申請する時に調べた情報をまとめなおして、実際に取得する中で疑問に思ったことなどを追記したものです。

オーストリアの公用語はドイツ語なので、ワーホリ先としては人を選ぶかもしれません。渡航先はじっくりと選んでくださいね。

この記事を読めば、オーストリアのワーホリのざっくりとしたイメージが湧くはずです。参考になれば幸いです。

情報の正確性には注意を払っていますが、ビザ制度の変更や情報の誤りがある可能性があります。最新情報はご自身で収集していただき、何らかの疑義が生じた場合は直接大使館にお問い合わせください。特にシェンゲン域内の滞在可否に関しては国によって見解が異なる可能性がありますので、ご自身の責任で渡航するようお願いします。

オーストリアのワーホリビザとは

ワーキングホリデー基本情報
  • 年齢:18 ~ 30歳
  • 期間:12ヶ月(360日)
  • 就労条件:条件なく就労可能
  • 入国期間:申請後3週間 ~ 3ヶ月
  • 申請料:無料
  • 申請から発行までの期間:1 ~ 3週間

オーストリアのワーキングホリデービザは正式にはビザD”WHP”と呼ばれます。すごく簡単に言うと、最大360日間の滞在と就労が認められるビザです。

本来就労ビザは専門性の高い仕事でしか取得できないのですが、ワーホリビザは年齢以外は無条件で長期滞在と仕事をすることができるという最高の制度になっています。

シェンゲン協定との違い

ここで滞在可能な期間について補足を入れておきます。

まずヨーロッパにはシェンゲン協定というルールがあり、オーストリアも協定加盟国です。本来、このシェンゲン域内では外国人に対して統一したルールが適用されます。日本人の場合はビザなしだと、あらゆる180日以内に90日までしか滞在できません。

ただし、オーストリアは日本と独自に協定を結んでおり、ビザなしで最大6ヶ月滞在できます。この場合、シェンゲン域内の滞在期間として扱われるため、3ヶ月以上オーストリアに滞在した場合は他のシェンゲン内の国には入国できません。飛行機の乗継もできないので、帰国時には直行便かシェンゲン域外の乗継とする必要があります。

では、ワーキングホリデービザはどうなるかというと、シェンゲン協定のビザなしとは別枠になります。つまり、オーストリアではビザあり滞在、それ以外の国ではビザなし滞在ということですね。

在京オーストリア大使館のホームページではこう説明されています。

ワーキングホリデー制度は18-30歳までの青少年に就労を渡航目的としない文化観光など休暇目的の入国及び滞在期間中に旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。外国に滞在することにより語学力を身に付け、外国の文化および生活を知り,相互理解を深めることで将来就職に役に立つ知識を得ることを主な趣旨とします。

ビザD“WHP”で最長12か月間滞在し、基本的に就労許可を取得することなく収入を得ることができます。ビザD“WHP”は査証免除協定に基づくシェンゲン地域のノービザ滞在と別枠扱いであり、一旦出国することなくノービザ滞在前後でも可能です。

ビザ (在京オーストリア大使館)

ただし、大使館に問い合わせたところ、原則的にはワーホリビザの期間内に出国することを前提としているそうです。

ワーホリビザでできること

次にワーホリビザを取得するとオーストリアで一体何ができるのかを見ていきましょう。

滞在可能な期間について

12ヶ月間ワーホリ可能

最大で12ヶ月間=360日間のビザを取得できます。

ビザの期間は申請時に指定します。申請後に変更や取消がきくかは情報がないのでわからないです。

オーストラリアのワーホリのように、申請後一年以内に入国するといったルールではないので注意してください。ただし、申請したフライトで絶対入国しなきゃいけないというわけでもないはずなので、キャンセル可能なフライトで申請した後、他のフライトや陸路で入国することもできなくはないです。その場合でも働ける期間は変更できません。

僕はビザより早い日程でヨーロッパに飛んで周辺国を周遊旅行してからオーストリアに入りました。このやり方は大使館に確認をとったわけではないので、ご自身の責任でお願いします!

シェンゲン地域のノービザ滞在も可能

シェンゲン地域のノービザ滞在(180日以内に90日間)とは別にカウントされます。そのため、ワーホリ滞在中に周辺国を旅行することも可能です。ただし、オーストリア入出国のスタンプがパスポートに押される訳ではなく証明が難しいので、何かあった時にきちんと説明できるようにしておきましょう。

就労

就労に関する制限はありません。ドイツなどでは同一勤務先での勤務可能期間が決まっていたりしますが、オーストリアでは特に決まりはありません。逆にオーストラリアのようにファームで働いたら延長ができるといった特典もありません。

仕事をする許可がもらえるだけで、仕事が見つかる保証はないです。職探しはドイツ語ができないと結構難しく、運よく日本食レストランで募集していれば働けるかも、といった感じ。ハードルは英語圏の国よりも高め。

ちゃんと働きたい場合は日本にいる間からドイツ語をしっかり勉強しておいた方が良いです(経験者)。

ワーホリビザの条件

次は、オーストリアのワーホリビザを申請できる条件です。

申請料は無料

申請料は無料。ただし、大使館に行く必要があるので、その交通費、あとは封筒や写真などの費用がかかります。

18歳から満30歳まで申請可能

年齢制限は申請日の時点で決まります。31歳の誕生日までに申請できればギリホリできるはずですが、オーストリア大使館でも「申請者の年齢は18歳から満30歳であること」という文言しかないので、確証がないです。

ギリギリの場合は必ずオーストリア大使館に直接問い合わせてみてください。

一人一回のみ。

人生の中で一回だけです。オーストリアでのワーホリ後に、別の国でワーホリをすることはできます。例えばドイツは入国後の取得もできるらしいので、オーストリアでワーホリ後、そのまま移動してドイツで暮らすことも可能です。

審査について

定員は年間200名。抽選ではなく申請した順の審査です。面接もなく、ドイツ語も必須ではありません。行きたい時にワーホリをできるという意味では自由度と確度はかなり高いと思います。

ただし、大使館の申請予約が埋まりやすいので、余裕を持って準備を始める必要があります。

申請可能な期間

渡航日(ワーホリの開始日)の3ヶ月前から3週間前まで申請できます。ただ、書類の不備で追加書類があるとスケジュールが厳しくなるので、申請から出発までは1ヶ月~1ヶ月半は見込んだ方が良いと思います。

あと申請後、パスポートが返ってくるまでもちろん海外旅行はできません。ご注意を。

オーストリアのワーホリビザまとめ

さて、オーストリアのワーホリビザを取得すると何ができるのか?ということを見てきました。

他の国に比べると、語学不要・面接なし・抽選なしということを考えると、申請のハードルは低いです。しかし、英語圏の国に比べると働く難しさは格段に高いんですよね。

海外にワーキングホリデーをするというのは、人生の中でめちゃくちゃ大きな決定です。できる限り情報を集めて、じっくりと考えてくださいね。

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