このサイトは2019年秋から1年間オーストリアでワーホリをした筆者の体験をまとめたオーストリアワーホリガイドです。
ビザの取得方法、ウィーンでの家探しや仕事探しの方法まで、オーストリアでワーホリをするための情報を一覧にしてまとめました。
この記事を読むとわかること
- ワーホリビザの取得手順
- オーストリアへ渡航するための準備
- 現地生活をどうやって始めるか
憧れの海外生活で叶えたいことはなんですか?ウィーンでオペラ鑑賞?ヨーロッパのカフェを巡る?
たくさんやりたいことが思い浮かびますね。
その夢を叶えるためにぜひオーストリアでワーホリをしちゃいましょう!
もくじ
オーストリアのワーホリ制度とビザ
オーストリアのワーホリビザの概要はこちら。
年齢:18 ~ 30歳
期間:12ヶ月(360日)
就労条件:条件なく就労可能
入国期間:申請後3週間 ~ 3ヶ月
申請料:無料
申請から発行までの期間:1 ~ 3週間
ワーホリビザ
オーストリアのワーキングホリデーをするためにはビザが必須です。ビザの申請は大使館で行い、審査ののち郵送で届きます。
面接はなく、審査は受付順なので、他のワーホリ人気国に比べると、行きたい時にビザを取得しやすいと言えます。
ビザ申請の流れと申請書類については下の記事を見てみてください。
ワーホリのお金に関すること

ワーホリを考えたときに一番気になるのは、費用がどのくらいかかるのか。
オーストリアでのワーホリはざっくりと言えば、日本での生活費とそれほど変わりません。それに渡航費用を足して、さらに働けなかった時のために多めに貯金を持っておきましょう。
ワーホリの費用
オーストリアの物価は日本とそれほど大きくは違いませんので、日本での生活と同じくらいのイメージを持っておけば大丈夫です。外食は日本より高いので、自炊を心がければ節約できます。
現地でどのくらい働くかで出発前に必要な資金は変わりますが、少なくとも100万円は用意しておくことをオススメします。
1年間のワーホリにどのくらいの費用がかかるか、こちらの記事で見ることができます。
ワーホリ資金の貯め方
100万円も貯めるなんて無理…
そう思ってしまいそうですが、上手くお金を使わないようにすれば1年くらいで貯めることも可能です。オススメの方法は住み込みでのバイト。家賃がかからないので、それだけで年間50万円以上節約してることになりますからね。
住み込みバイトにもいくつか種類があるので、こちらで詳しく紹介しています。
オーストリアへの渡航準備

ビザの取得と並行して、渡航の準備も進めていきましょう。航空券の予約や海外旅行保険はビザの申請書類に入っているので注意です。
これらと合わせて、家族や友だちに会っておくのも大事ですよ。1人暮らしの方は退去の段取りもやっていきましょう。
フライト
オーストリアのワーホリビザは片道航空券でも申請が可能です。
僕はオーストリアワーホリ前にヨーロッパの周遊旅行をしたかったので、キャンセル可能な航空券で申請し、ビザ取得後別の航空券でストックホルムに渡航しました。
ビザの申請書類にできる航空券の詳細は申請書類の解説の中で載せています。
大半の方は直行便ではなく、乗継の格安航空券を利用すると思います。時間とお金を節約できる格安航空券の探し方も書いてますのでよかったら参考にどうぞ。
海外旅行保険
ワーホリビザの申請には海外旅行保険の加入が必須です。
1年分の保険で海外の安いものだと540ユーロから。国内の保険会社だと15万円くらいになります。ご自身に必要な補償内容を考えて決めてください。
ビザ申請に必要な補償内容とオススメの保険はこちらが参考になると思います。
国内での公的手続き
海外に長期滞在することになるので、住民票・健康保険・年金の手続きが必要になります。
住民票は残すか抜くか選べますが、住民税などのお金にも絡んできますので、早めに考えて決めておくことが大事です。
手続きの仕方はこちらの記事を見ればわかります。
現地生活の準備

オーストリアに入る前に、現地生活をスタートするための準備をしていきましょう。
家の探し方
向こうで住む家はできるなら現地の人と同じようなアパートに住んで日本とは違う空気を味わいたいですね。単身ならばルームシェアという選択肢もあります。
ウィーンは家賃相場も高くはないので、選り好みしすぎなければそれほど苦労せず見つかるでしょう。
仕事の探し方
オーストリアワーホリで仕事を見つけるためには、ドイツ語ができないとなかなか厳しいものがあります。ドイツ語ができない方は日本食レストランで空きがあれば雇ってもらえるチャンスはあります。
語学学校について
日本のエージェントでウィーンの語学学校を斡旋してくれるとことはほとんどないので、自分で語学学校を探して現地で契約することになります。
日本人がよく利用しているのはIKIやウィーン大学のドイツ語講座だそうです。
日本円を送金する方法
日本円をユーロに両替する方法は大きく分けて海外送金かカードでの引き出しです。手数料がおトクになるのはTransferwiseという海外送金サービス。
JALグローバルウォレットというプリカもレートは悪くなくオススメです。
実際に現地で引き出して比較してみた記事はこちらです。
銀行口座
仕事を始めたら給料は振込で受け取ることになるので、現地の口座が必要になります。オーストリアの銀行は口座維持手数料が勿体無いです。オススメはN26というスマートバンク。口座維持手数料もATM利用料も無料です。
スマホとSIMカード
長期滞在となると現地のSIMカードを契約することになると思います。オススメはyesss!という格安プリペイドSIM。ちゃんと繋がる上にめちゃくちゃ安いです。
日本のスマホ回線は解約・休止・格安SIMに乗り換える、の3パターンから選びましょう。
到着後の手続き
引越しが終わったら住民登録などの手続きをします。さほど難しいものではないので、気軽に考えてください。これさえ終われば憧れのワーホリ生活のスタートですよ。